どーも!直行直帰の店主です。
今日はインドの米の種類とその炊き方について見ていきましょう。
インド料理を始めたけど、米はどうやって炊くの?
日本の炊飯器を使っても大丈夫なの?
こんな人のための記事です。
インドの米の種類
まず前提として、インドの米、通称インディカ米ですが、全てが長細くて香り高いというわけではありません。
むしろ現地でよく使われるのは、ポンニライスなどの日本米ぐらいのサイズ感かつ、香りも弱めのもの。他にもソナマスリライス、マッタライス、などなど…。
出典:indiamart.com
ひと目見て色や形が全然違うのが分かると思います。
バスマティライスはインドの中では高級米の部類なんですよね。
料理に合わせて米を使い分ける
日本じゃ流通してるインド米が少ないので、なかなか贅沢な発想ですね。
まず、インドではミールス(バナナの葉の上に数種類のカレーを載せて、ごはんと一緒に食べる南インドの定食)にバスマティライスは合わせないようです。
香りが強くてカレーの香りの邪魔になるからだと思われます。
バスマティライスはビリヤニで使う
これが良いと思います。
ビリヤニはインド料理のなかでも特に香りが命ですからね。
蓋を開けた瞬間にブワッと香る、あのビリヤニ特有の香りはバスマティライスならではです。
直行直帰で使っているバスマティライス
GUARD
パキスタン産のバスマティライスです。
インド産に比べて安い。
LAL QIRA
安心のラルキラさん。
インドで米と言えばラルキラ!ってぐらい界隈ではその名が知れています。
炊き方は2通り
前置きはこのぐらいにしてバスマティライスの代表的な炊き方を2つみていきましょう。
湯取り方
米を炊くというより茹でる方法です。インドじゃこっちの方がメジャーな炊き方。
① 米を水洗い
日本米と違ってあまり白濁しませんが、ちゃんと洗っておきましょう。
米が割れやすいので優しくね。
② 米をすすいで20分程度浸水
バスマティライスは水分が少ないので、こうすることで水分を持たせます。
③ 鍋に十分に米が浸る量の水を入れ、米を投入。火をつけ沸騰してから7〜8分茹でる。
水の量は多ければある程度テキトーで大丈夫。米同士がくっつかないようにときどき混ぜてください。
私の目安は7〜8分ですが、好みの固さによって調整可能です。
(ちなみに筆者はビリヤニをつくるとき、2〜3分で火を止めます。このあと火を炊いて蒸らすので。)
④ 湯切りして米を鍋に戻す。蓋をして5〜10分蒸らして完成。
早く食べたい!という方は、④はカットしてもいいかと思います。
炊飯器
はい、炊飯器で炊いちゃって大丈夫です。
最近では米の茹で汁が水質汚染につながることから、インドでも炊飯器が浸透してきたらしいです。
①②は湯取り方と同じです。
③米を炊飯器にセットし、早炊きスイッチオン
④ 炊きあがったら蒸らして完成
ここは飛ばしてもOKです。
次はまとめとして、それぞれの炊き方について、メリットとデメリットをまとめます。
まとめ
メリット | デメリット | |
湯取り法 | ・炊飯が早い ・米の固さの調節がカンタン | ・コンロを一つ使う |
炊飯器 | ・ながら作業可能 | ・米の固さの調節が難しい ・炊飯に時間がかかる |
ざっとまとめるとこんな感じです。
ちなみに著者が家で米を炊くときは大抵炊飯器です。
コンロも2つしかありませんし、スペースも限られているのでね。
どちらの方法でも味や香りが落ちるといったことはありませんので、個々の環境でベストな方法を探ってみてください。
ではまたっ!
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