どーも直行直帰の店主です。
私のプロフィールです。
適宜ご参照ください。
インド料理界のリビングレジェンドこと
マハリンガムシェフ(通所マハさん)が来福。
イベントでティファン&ミールスを振る舞うという。
もちろん参戦してきた。
インド料理界のリビングレジェンド、マハさんとは?
東京・経堂のチェティナード料理専門店、スリ・マンガラムのオーナーシェフ。
ナンディニなど東京の名店を渡り歩き、2020年1月に同店オープン。
お店自体は比較的新しいが、福岡まで漏れ聞こえてくる名声は完全にレジェンドのそれ。
マツコの知らない世界で紹介されたこともあり、その名は全国に轟いていいる。
個人的にはスリ・マンガラムのパロッタが食べてみたくて、
東京に行く機会をずっと伺っていたが、
ここ2〜3年コロナやらで機会を失っているところにイベント開催の朗報。
これは行くしかない。
約100人分を超高速で調理するマハさん
少し早く会場入りし、調理の様子を見学することに。
会場はあいれふ福岡。
マサラワーラーのお二人も毎年ここでイベントをされている。
会場は小学校の家庭科室のようになっており、
テーブル上には当日使用する食材が約100人分
ずらーっと並ぶ。
調理アシスタントとして福岡カレー店の方々も数名いらっしゃった。
テキパキと調理、作業指示をこなしていくマハさん。
さすが慣れを感じる。
特にスゴかったのがワダの成形。
ワダとは豆のペーストにたまねぎやスパイスを混ぜ合わせて揚げたインドのドーナツのようなもので、
私も先日のイベントでワダの成形を少しやってみたが、
慣れていないので難しい。
形も大きさもバラバラになりがち。
マハさんのワダの成形はとにかく早い。
一個につき2秒程で成形を終わらせ(しかも片手で)
次々と鍋に放り込んでいく。
分かりやすい動画があるのでこれを見てほしい。
マッチャンのワダの揚げるのがもはや魔法!
— 鹿島 信治 (@Kashimawala) May 9, 2021
これはやらせてもらったけどできない!
一瞬でワダができている!
さすがスーパルシェフ! pic.twitter.com/7Ar85TOCex
神業としか言いようがねぇ。
実食
イベントはティファンの部とミールスの部があり、
私はティファンを選択。
ミールスは東京に行ったときの楽しみにしておく。
ティファンとは南インドの軽食のこと。
特に朝食のイメージが強い。
今回はイベントなのでメニューてんこ盛りのティファンだ。
サンバルの違いティファンとミールス
ティファンではサンバルの役割がミールスと違っている点が面白い。
ミールスではご飯にびゃーっとかかっていることが多いサンバルだが、
ティファンではイドゥリ(米粉の蒸しパン)や
ドーサ(豆のペーストを発酵させた生地をクレープ状に焼いたもの)と食べることが多い。
イドゥリ、ワダと一緒に食べる
上の写真がミールスの部で提供されたサンバル。
(多分だが目玉焼きの左に写っているやつ)
具材もティファンで提供されたものより多いし、
作り方を変えているように思える。
ティファンのサンバルの方がよりシンプルに作られている。
ティファンじゃラッサムも付かないし、
それ単体で完結するように作られているということなんだろうか。
スルッと食べやすく食後も軽い南インド料理
「食べたあとに体が軽くならなければ、南インド料理とは言えない。」
誰の言葉だか忘れてしまったがこういう格言があった。
まさにその通りだと思う。
食べ放題でお腹はパンパンになれど、心地よい満腹感で胃もたれすることなく後に引きずらない。
チェティナード料理と言えばスパイスをこれでもかとブチ込んで濃厚な香りの印象だが、
マハさんの料理に関してはスパイスゴリゴリ感はなかった。
これが日本人の舌に合わせたものなのか、
そういうチェティナード料理もあるのか、
そのあたりは今後調べていく必要があるが、
とにかく食べ口は軽く、いくらでも食べられそうなティファンだった。
東京まで行かずともマハさんの料理が食べられたわけだが、
まだミールスもパロッタも食べていないので、
いずれにしても店舗には行く必要がある。
いつか分からない次回東京行きの楽しみは膨らむばかり。
【同時開催】アジアハンターの食器販売会
今回のイベントではインド食器のアジアハンター小林氏もマハさんと一緒に来福。
ミニ食器販売会も開催された。
直行直帰で使用する食器も購入し、次回間借り営業で使用予定。
小林氏は食べ歩くインドの著者でもあり、
そのインドの食文化に対する造詣の深さは
おそらく日本一ではないかと思われる。
食べ歩くインドを読んで影響されたこともあり、
是非一度お話してみたいと思っていたのだった。
小林さんとお話して、
今後の直行直帰でやりたいことが何となく見えた。
キーワードはズバリ「映えないインド料理」
その内容についてはまた追々。
今日はこのへんで。
ではまた!
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