どーも直行直帰の店主です。
今日は取り留めのない話になりそうです。
自分なりに出した結論はありますが、明確な答えなどない。
そんなテーマです。
キッカケは妻の吐き気
先週の出来事です。
妻が外出直前に吐き気を催しトイレにこもってしまいました。
ちょうどアーユルヴェーダの医食同源のお話や、薬を調合するようにスパイスを配合して体調不良を治すインドのお婆ちゃんのことを勉強していたときだったので、吐き気を催している妻にスパイスティーを作って飲ませたんです。
参考にしたレシピはこちら。
茶葉もミルクも入っていません。
味付けは砂糖のみ。
飲みにくいかなと思っていましたが、案外そんなこともなくその後腹痛はピタッと治まったそうです。
ここで一つの疑問が…
吐き気を治めたのは本当にスパイスの力か?
スパイスの効能
いくら古代から続くアーユルヴェーダの知恵とは言え、一回吐き気が治っただけで「はいそうですか」と信じられるほど素直じゃありません。
(というか私はめちゃめちゃアマノジャクです。)
ここで今回妻の腹痛を治したスパイスティーに入っていたスパイスの効能をもう一度確認しておきます。
しょうが
- カラダを温め、胃の働きを助ける
- 殺菌作用
- 消化機能改善
- 鎮痛作用 など
個人の感覚を申し上げれば、しょうがは体調が悪いときに摂取すると効きそうなもの第一位です。
博多華丸がしょうがたっぷりの肉肉うどんを「体調が悪ければ悪いほどうまい」と発言したことは記憶に新しいと思います。
クローブ
- カラダを温める
- 鎮痛
- 嘔吐・下痢 など
嘔吐にも効くみたいですね。
妻の吐き気を治めたのはクローブなのでしょうか。
クミン
- 抗菌作用
- 抗腫瘍作用
- 糖尿病抑制 など
出典はコチラ
クミンを入れたらカレーっぽくなるんじゃなかろうかと思いましたが全然そんなことなかったです。
とびきり美味しいお茶ではなかったですが、いかにもカラダに良さそうな飲みやすいお茶でした。
吐き気が治まったのはプラセボ効果では?
いわゆる偽薬効果のことです。
お腹が痛くて薬を飲んだら痛みが治まった。
しかし飲んだのは頭痛薬だった…とかそういう話です。
しかもこのプラセボ効果、偽薬だと分かっていても効果があるそう。
私の妻の場合、スパイスが身体に良いと信じているから腹痛が治ったのではないかと思うのです。
うーむ、しかし吐き気を治めたのがプラセボ効果なのかスパイスの力なのか特定しようがありません。
インド亜大陸の健康寿命
考え方の角度を変えてみます。
腹痛を治したのが本当にスパイスのチカラだとしたら、日常的に多種多様なスパイスを摂取しているインド亜大陸(インド、ネパール、パキスタン、ついでにスリランカも含む)の人々の健康状態はめちゃめちゃ良好で、健康寿命(元気で暮らせる年齢の上限)も当然長いハズ。
調べてみました。
すると意外な結果が出ました。下から数えたほうが早い…
国 | 健康寿命 | 順位 |
日本 | 75才 | 2位 |
スリランカ | 65才 | 72位 |
世界平均 | 61才 | ― |
ネパール | 59才 | 130位 |
インド | 57才 | 138位 |
パキスタン | 56才 | 144位 |
スリランカ以外は余裕で平均以下という結果に…。
60になる前に健康寿命を迎えていては日本じゃ下手すりゃ退職金を貰う前に働けないってことになりかねません。
このランキングを見てスパイスの健康効果を疑うわけではありませんが、少なくともスパイスを日常的に摂取したからと言って無条件に健康が長く続くわけではなさそうです。
そもそも医療体制や社会保険制度も日本とは全く違うので単純比較は出来ませんし、あくまで参考程度に留めておきます。
今日のまとめ(無理やり)
最初に申した通り取り留めのない話になってしまいました。
一旦ここまでの内容を整理してみます。
このことから私が導き出した結論は以下のとおりです。
本当はいつも結論を最初に述べるようにしているのですが、あまりにもしょうもない結論にたどり着いたんで今日は最後に持ってきました。
言ったでしょ?
取り留めのない話になると笑
スパイスの効果かプラセボ効果か分からないのであればそれ以上考えることは無意味です。
というかスパイスの効果を信じた上でプラセボ効果があったのだとすれば、それはもうスパイスのチカラということで良いのではないでしょうか?(ダメ?笑)
スパイスは体に良い!
こう信じることで少しでも健康に寄与する効果が増すのなら、私は盲目的にスパイスのチカラを信じます。
信じましょう!
スパイスのチカラを!
ついでにプラセボ効果も
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ではまたっ!
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