どーも!直行直帰の店主です。
今月末の間借り営業のメニューがほぼ固まりました。
パロッタ、サルナ、そして今日紹介するチキン・ギー・ローストです!
こちらの3本立てでお送りしようと考えております。
パロッタはサルナと肉のカレーがセットになることが多いのですが、
それで今回白羽の矢が立ちました。
チキン・ギー・ローストとはどんな料理?
元々は南インドのカルナータカ州マンガロールで有名な家庭料理です。
大体名前の通りなんですが、チキンをギーとホールスパイスを挽いたマサラに絡めてローストした料理です。
この挽いたホールスパイスってのがポイントで、
挽きたてスパイスの華やかな香り、ギーのコク、肉の旨味が一体となった
南インドにしては珍しいとてもリッチな肉料理ですね。
これをパロッタに合わせて食べるとまた良いんです。
油は是非ギーを使って下さい。
普通のサラダ油だと仕上がりの華やかさが全然違います。
作り方(3〜4人分)
材料
鶏肉の部位はどこでも美味しく作れます。
パロッタに合わせることを考えた場合、油がしつこくなりすぎないようにムネ肉がベストかなと。
後述しますが、ヨーグルトとレモン汁でマリネするのでムネ肉でもパサつくことなくとってもジューシーに仕上がりますよ!
インドのレシピだとジャガリーやカードを使いますが、
今回はそれぞれ日本でも手に入りやすい黒糖とヨーグルトで代用です。
ジャガリーはネットで売ってるみたいですが、
カードは厳密に行けば水牛の発酵乳ですから、日本じゃ敷居が高いです。
アマゾン、楽天に売ってますけど高くて手が出ません。
工程
① 一口サイズにカットした鶏肉、レモン汁、塩、ヨーグルトを合わせ、最低1時間はマリネする。
ヨーグルトの量足りなくない?
ヨーグルト味にするのが目的ではないので、これぐらいで十分です。
お肉をしっとり柔らかにする効果があります。
マリネは本当は一晩しときたいですけど、時間がない方は1時間ぐらいでOKです。
② スパイスを弱火で乾煎り。香りが立ってきたら、器に移して粗熱を取る。
ときどき鍋を揺らしながら乾煎り(油をしかずに火にかける)してください。
目安はチリに少し焦げ目がついたぐらいですかね。
③ ②とにんにく・生姜、タマリンドジュースをミキサーにかけ、ペースト状にする。
タマリンドは固形のものを使う場合はお湯でふやかしてタマリンドウォーターを使って下さい。
市販のペーストを使う場合は小さじ1を入れましょう。
ちょっとタマリンドウォーターの水の量が多かったんですけど、
どうせ後で煮詰めるんで細かいことはあまり気にしません(テキトーw)
④ 鍋にギー大さじ2を入れ、たまねぎを炒める。
軽く色づくまで炒めたらOK
油の量が気になるアナタ!
これが南インドのデフォルトです。
南インドにおいては油は絶対的正義なんです!
是非勇気を出して壁をブチ破ってください。
減らしても美味しく作れるでしょう…。
しかし!私はこの油の量にこだわりたいッ!
なぜならそれがインド的だからッッ!(熱弁)
⑤ たまねぎが色づくまで炒めたら、マリネ液ごと鶏肉と黒糖を加え、焼き目を付けるように炒める。鶏肉を別皿に移す。
⑥ 同じ鍋に③のペーストを投入し、水分を飛ばすように炒める。
鶏肉を取り出した後にギーが残ってるんで、③のペーストと合わせて水分を飛ばしつつ、モッタリしたペーストにします。
⑦ 別皿に移した鶏肉とカレーリーフを加える。フタをして弱火で10分蒸したら完成
まとめ
できましたー。
パロッタのサクサク感と、肉のジューシー感がめっちゃ合います。
濃いめの味付けにして、ビールと合わすのもありですね。
次回の間借り営業ではこれを提供するので興味のある方は
是非直行直帰をチェックして下さい!
ではまたっ!
コメント