どーも直行直帰の店主です。
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適宜ご参照ください。
今日は南インド版デニッシュパンとも言われるパロッタの作り方をご紹介します。
パロッタってなに?
カンタンに言ってしまえばインド版のデニッシュパンのようなものです。
小麦粉の生地を層状に折りこんで焼いていきます。
よくナンと間違われたりしますが、別物です。
インドでは軽食としても食べられており、ストリートスナックとしても有名です。
パロッタ(Parotta)はインド南部の名称で、北部になるとパラタ(Paratha)と言います。
詳しくはコチラの記事もご参照下さい。
作り方
コツは恐れず油をつかうこと!
パロッタはハッキリ申し上げてカロリーの鬼とも言うべきインド料理です!
その理由はとにかく油を使いまくることにあります。
筆者の肌感覚ですが、パロッタ一枚につき油を大さじ1〜2ぐらいは使ってます。
ただ、それぐらい使わないといい感じに仕上がらないんですよね…。
食べすぎには禁物です。
月イチぐらいにしときましょう!
どれぐらい油を使っているか、よく分かる動画を発見しました。
作り方のイメージも湧きやすいので是非参考にして下さい。
油は風味豊かなギーをオススメしますが、
なければサラダ油でも全然大丈夫です。
ケララ出身のシェフは「ココナッツオイルで作る」と言っていましたし、
この動画のシェフはゴマ油で作っています。
油を使う量が多い分、どの油を使うかで確実に違いが出ます。
まずはお好みの油で試してみて下さい!
材料
さて、パロッタの恐ろしさについて予めお断りをしたところで、
具体的な調理工程を説明いたします。
小麦粉は中力粉をオススメします。
薄力粉だとサクッと固めの食感になりますが成型が難しく、
強力粉だとフワッとパンのようなな仕上がりになりますがサクサク感がなく…
間をとって中力粉です。
インドではマイダ粉というナンを作るときにも使う中力粉で作ります。
東京上野の大津屋さんで購入可能です。
(危ない粉ではありませんのでどうかご安心くださいw)
卵の黄身はなくても良いのですが、あれば風味豊かに仕上がります。
(この分量だと黄身も半個で十分なのですが、残り半分の使いみちもないので全部いれちゃってます。)
白身を入れると生地が固くなってしまうので黄身のみを入れて下さい。
牛乳は水で代用可能です。
工程
① 牛乳と油以外の材料をボウルに入れ、少しずつ牛乳を入れながら混ぜ合わせる。(このときはめんどくさいので卵一個入れてますwすみません)
② 生地がまとまってきたら手のひらで押し出すようにしてこねる。
牛乳を全部入れてすぐは、牛乳入れすぎたかな?と思うかもしれませんが、根気よくこねてください。
次第になめらかにまとまってきます。
③ 耳たぶぐらいの柔らかさになったら生地を丸め、表面をしっかり覆う量の油を塗って、上からラップをする。ボウルの上からタオルなどでフタをして、30分から1時間程度生地を休ませる。
これぐらい生地が伸びるようになるまでこねたらOKです。
何度も言いますがコツはたっぷり油を塗ることです!
恐れずに行きましょう!
生地が乾かないようにたっぷりの油でコーティングしてから、生地を休ませましょう。
④ 生地を4等分にし、丸める。
⑤ 生地を台に打ち付けるようにして、平たく伸ばす。
ここがパロッタ作り一番のヤマ場です!
これが上手く出来たら、美味しいパロッタにグッと近づきます!
薄い層を重ねて焼き上げるので、ここで生地が分厚いままだと中まで十分に火が通りません。
めん棒を使っても良いのですが、インド感を出すためにあえて台に打ちつける方法をとっています。
インドのパロッタ職人がめん棒を使って生地を伸ばしているのを見たことがないからです。
ここまで華麗に生地を伸ばすには数年の修行が必要と思われますが、
筆者は密かにこのレベルを目指しています!(道はまだまだ遠いです…)
すみません。話が逸れました。
インドを感じたい方は是非挑戦してみてください!
⑤ 平たく伸びた生地をたぐり寄せるようにして細長い棒状の生地にし、端から巻いていく。
生地がバラけないように、端っこは底面に押し込んでください。
⑥ めん棒か手で押し伸ばすようにして、生地を丸く成型し、油をひいたフライパンで焼く。
ここでもフライパンにガッツリ油を塗って下さい!
何度も言いますがコツは油の量に弱気にならないことです!
⑦ 両面に焼き目がついたら、両端がらガシガシと真ん中に寄せるように生地を押して完成。
まとめ
出来ました〜👏👏
現地では付け合せにサルナと呼ばれる汁気の多いカレーと合わせるのが一般的ですが、
しっかり味付けしたチキンカレーと合わせても美味しいです。
クリスチャンの多いケララ州では牛肉のカレーと一緒に食べたりもします!
是非お試しあれ!
ではまたっ!
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