エソラカレー(仮)〜カレーに懸けた漢の魂の味〜

店舗紹介

どーも直行直帰の店主です。

私のプロフィールです。
適宜ご参照ください。


カレー屋さんの中には、店を営む前は飲食勤務の経験がなく、
勢いで会社を退職して開業しましたという方も少なくない。

店主の地元ここ福岡にもアラフィフにして脱サラをカマし、
男一人看板を掲げいざ名乗りを上げんとする、今日はそんな人のお話。

エソラカレー(仮)

通称マツトシさん。
筆者は勝手にそう呼んでいる。

前述の通り齢五十を前にして脱サラ。
カレー店開業に向けて準備中。

50前後ってサラリーマンが最も稼げる時期で、
そのタイミングで会社を辞めるってことは
カレーに対するよっぽどの愛と情熱と気合がないと到底無理なハナシ。
社会人として一番脂が乗ったときにあえて茨な道を歩むことを選択。


筆者とマツトシさんの出会いは一年ほど前に遡る。
青唐辛子をくれるとのインスタの募集に乗っかり、
それを受け取りに行ったのが初めまして。

そこから直行直帰の間借り営業には必ず顔を出してくださる。

福岡のカレー屋にはほぼ行ってんじゃね?
というぐらいの研究熱心で、
食べて作ってとトライアンドエラーを繰り返す様子がインスタの投稿からも日々伺える。

間借り営業(@西新)に行ってきた


そんなマツトシさん、近頃間借りカレーを始めたようで行ってきた。
開業するにも良い感じの不動産がなかなか見つからないので、
そのあいだのツナギらしい。


きっちり看板も準備。
メニューも表記。

仕事が細かい。
直行直帰ではこんなことしたことがない。

店舗インアンド着席。
お手拭き、おしぼり、食器の配置。
お品書きも各テーブルに一枚ずつ。

まじで仕事が細かい。
直行直帰ではこんなことしたことがない。(2回目)


メニューも詳しく見てみよう。

なになに…。
揚げナスと椎茸のサンバル…。
椎茸で出汁をとって…。
ほうほう。

ピックルにはニンニクの茎ねぇ…。
パチャディはきゅうりを叩いてココナッツとヨーグルトソースにあえて旨味の補いにツナを和えたと思ったら桜えびに鶏ガラと丸鶏のブレンド出汁だとーッッ!?

直行直帰の店主

マジで仕事細けーッッッ!!!🔥🔥🔥

これは絶対に上司にはしたくないタイプの人だ…。
会社ではカンタンに印鑑押さない系上司だったに違いない(陰口)


食材だけで何個出てくんのってハナシ。
これで1300円、絶対原価割れてる。
そしてカレーにしては恐ろしく調理に手間をかけてて、
もはや別の料理にまで昇華するレヴェル。
インド人もびっくり。

好きな言葉は「大体」と「テキトー」の筆者からすると、
絶対に真似が出来ない皿。

ここまで読んでいただいた方の中にはひょっとして

「👩マツトシさんは気難しいタイプの人では?」

と恐れおののく方もいるかもしれんが、100%そんなことはない。
物腰がとても柔らかく、お客さんとのコミュニケーションを大事にするとても温かい人だ。

実食

メインのプレート
揚げナスと椎茸のサンバル
ラッサム


マツトシさん渾身のプレート。
これだけ気合の入った皿の前では「美味しかった。」と伝えるだけで十分。

当ブログの読者さまに伝わるようあえて言うなれば…。

直行直帰の店主

マツトシさんの魂の味がしましたッッ!!


いやマジでこの一言以外見つからん。
一皿一皿に疑いもなくマツトシさんの魂が込められとる。

稚拙でありきたりな表現はこの皿には似合わない。

迷わず食えよ。
食えば分かるさ。



今日はこのへんで。
ピース。



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この記事を書いた人

福岡の神出鬼没完全不定期間借りカレー店「直行直帰」の店主
かつてカップラーメンを料理と呼んでいた男が綴る日々のカレー・インド料理研究の記録、間借り出店情報、インドにまつわることを吐き出します。
実態はイエスマンになれない社会不適合なサラリーマン。

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