福岡の神出鬼没な間借りカレー店「直行直帰」の店主が
退屈な日々に少しの気付きと香り高い刺激をお届け🌶

間借りカレーの始め方③(開店準備〜出店当日編)

間借りカレーの始め方

どーも!直行直帰の店主です!

間借りカレーの始め方第3弾です。
前回はお店探しについて説明しました。
今日は開店準備から出店当日までの流れを説明しますね。

前回の記事はコチラ

メニューを考える

ジョジョの奇妙な冒険第四部より

出店が決まったらメニューを考えましょう。
第1回の事前準備編でも書きましたが、メニューは1種類にした方が良いです。

記念すべきあなたの間借りカレー第1回目気ですから、
当然気合いが入っていることでしょう。

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色んな種類のカレーを提供したい!

そう考えるのも分かりますが、
それはチョット待ってほしいのです。

オペレーションとセットで考える

いきなり横文字を使いましたが、言い換えれば店での提供方法や調理、保管までをセットで考えてメニューを決めましょうということです。

家で調理して食べるだけならあまり考えなかったことを出店時には考えないといけません。
例えば以下のようなことがあります。

提供方法

☑ お客さんに提供するまでにどれぐらい時間がかかるか
☑ 提供するのにどういった食器類が必要か 

もちろんお客さんへの提供時間は短いに越したことはありませんから、
なるべくサッと提供できるものを選びましょう。

調理

☑ どれぐらい調理に時間がかかるか

間借り先で調理を行う場合、想定外の事象が発生する可能性は高く、
不安要素は少しでも減らしておきたいものです。
調理に時間がかかればかかるほど、何かあったときに取り返しがつかなくなくなり、お客さんに料理を提供できないなんてことになりかねません。

保管

☑ 調理してからどれぐらいの時間で食べるべき料理か

間借りの場合、事前に仕込みを行う必要があり、調理してから食べるまでの時間が長くなりがちです。
そうなると食材が変色したり、極度に味が変わったり、といったことが考えられます。

カレー1種類+副菜2種類ぐらいが理想的

上記のことを考慮し、筆者の経験からアドバイスするとこういう結論になります。

ちなみに筆者の場合はカレー2種類+副菜3種類を用意した結果、事前の仕込みには時間がかかり過ぎるし、料理の提供に時間がかかってお客さんを待たせるしでけっこう大変でした。


ただ、あまり後悔はしていません。
お客さんを待たせてしまったことは本当に申し訳なかったのですが、
自分が食べてもらいたい皿をお客さんに提供できたからです。

じゃあ、今までのは何だったんだ!?

当然のツッコミです笑

私が言いたかったことは、「自分がやりたいことを詰め込み過ぎると、それがお客さんにとってマイナスに働く可能性がある。」ということです。

あなたが提供する皿の先にはお客さんがいることを忘れないで下さい。
(自分自身への戒めの言葉でもあります…。)

食器を用意する

食器の準備も忘れてはいけません。

直行直帰の初回営業では4名✕3回転で12名のお客さんに料理を提供しました。
この場合、必要な食器のセットは8組です。
つまり2回転分ですね。

1回転分じゃダメなの?


それだと1回転終わるごとに皿を洗う必要があります。
お手伝いさんがいるならともかく、一人営業だとそんなヒマは絶対にありません。
必ず2回転分は最低用意して下さい。

前回の記事でも書きましたが、皿を使わせてもらえる間借り先が貴重な理由はここにあります。
2回転分の食器を買い揃えた場合、ますます利益は残りません笑

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直行直帰の店主

料理に合う食器を考えるのも忘れずに!

仕込み

仕込みは早めにやっておくことをオススメします。
ホントに想定外のことが起こるからです。
いやぁ、マジで起こります。

あってはならないことですが、仮にカレーを焦がしてしまったり、塩を入れすぎたとなるともう目も当てられません。
早め早めに対処して、もし何かあってもリカバリーできる時間の確保が必要です。

副菜にピックルやアチャールを選んだ場合、早めに作って冷蔵保存が出来ますし、
カレーでも仕込みは前日にしておいて、テンパリングを当日に行うなどすれば、香りを損なうことなくお客さんに提供出来ます。

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直行直帰の店主

営業当日に持っていくものリストを作成しておくと便利です!
忘れ物なんかしちゃったらホントに最悪です。

営業当日

あとはもう楽しむだけ

準備に時間をかけたら、当日はもう楽しむだけです。

料理の提供や後片付けで忙しく、余裕がなくなると思いますが、
お客さんとお話する時間だけはちゃんと確保して欲しいのです。

その方が自分の皿に対する評価がちゃんと聞けます。
こんなに貴重な経験は他にないと思います。

むしろ今までの準備は、すべてそのためにあったと言っても過言ではありません。

終わりに(まずはやってみよう!)

ここまで全3回、つらつらと書き連ねましたが、
まずは行動してみて欲しいのです。

やってみると分かりますが、
間借りカレーのハードルは、そんなに高くありません。

確かに慣れない準備や仕込みに追われて余裕がなくなることもありますが、
それも一時的なものに過ぎません。

営業をやり遂げたら、必ず貴重な経験達成感が残ります。

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直行直帰の店主

この記事が少しでも間借りカレーを

やりたい人の後押しになれば嬉しいです(^^)

ではまたっ!

この記事を書いた人

福岡の神出鬼没完全不定期間借りカレー店「直行直帰」の店主
かつてカップラーメンを料理と呼んでいた男が綴る日々のカレー・インド料理研究の記録、間借り出店情報、インドにまつわることを吐き出します。
実態はイエスマンになれない社会不適合なサラリーマン。

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