どーも直行直帰の店主です。
私のプロフィールです。
適宜ご参照ください。
次の営業日は11月27日土曜日の予定です。
場所は前回と同じくテッパン家キッチン@西新の予定です。
さぁ、どんなメニューを提供しようか…。
手前味噌で申し訳ないが、
前回9月チキンビリヤニでの間借り営業がそこそこ好評だったらしい。
実際に味に対するお褒めの言葉を頂いたり、
直行直帰のビリヤニの話を聞いたよ、などお声をかけてもらうこともあった。
一部で「直行直帰はビリヤニマニアらしい」との噂も立っているようで、
真偽はともかく少しでも話題になってくれるのは嬉しい限り。
それを受けての間借り営業。
10月の鳥飼八幡宮カレーフェスで直行直帰のことを知ってくれた方のことを考えると、
カレープレートにした方が良いのでは?とも思ったが、
今回の営業まではビリヤニで勝負したい。
前回はチキンビリヤニだったので
今回はマトンビリヤニ🐏で。
イスラム度の高いマトンビリヤニが作りたい
ビリヤニがムガル帝国の影響を受けたイスラム圏に端を発する料理であることは
過去の記事でも既に述べたとおり。
前回のチキンビリヤニは手羽元を使ったりと具材の影響もあってか、
ビリヤニにしては食べやすくなってしまったかなという反省も正直ある。
前回好評だったお客さんを突き放すことになりかねないが、
具材もマトンを使うことだし、今回はあえて
「硬派なイスラム料理としてのビリヤニ」の影を追って、
原理主義的な思想のもと調理に取り組みたい次第。
自分で言っておいてアレだが、
イスラム度って何なんだ。
限りなく抽象的な言葉だ。
私個人のイメージは、
◯ハバやユ◯フザイの店内に一歩足を踏み入れた瞬間
すでに充満しているあの重厚感のある香りのことで、
カレーとはまた違い薬膳的で食べる人を選ぶようなアレ。
つまり何がしたいか、
食べやすいビリヤニにはしたくないということ。
マトンの香りのクセと、イスラム度の高いスパイスセットで、
人によって好き嫌いが分かれそうなビリヤニにしたい。
しかしこれはあくまで作り手の狙いであって、
例え理想に近いものが出来たとしても
食べる側がどう受け取るかは全く分からない。
おそらく今までの経験上、既定路線から少しはみ出しつつも、
まぁまぁ受け入れられやすいものに仕上がってしまうのではなかろうか笑
直行直帰のビリヤニの味が確立した
試作したマトンビリヤニを食べてビックリ。
今までのビリヤニと味が何ら変わらん…。
この一言に尽きる。
チキン🐔がマトン🐏に変わっただけで、香りとか他諸々は全部一緒(笑)
試食した妻も全く同じことを言っていたので、
前回の間借りビリヤニ営業に来ていただいた方なら恐らく同じ感想を抱くことだろう。
同じ味が出せるということは、
直行直帰の味が確立されたとも取れて、
それはそれで良いことなのかもしれん。
だがしかし、
間借りカレーに求められてるものって安定的ないつもの味なんだろうか。
いや違うだろう。
いつも同じ味が出せるというのは実店舗を構える料理人に求められるスキルで、
直行直帰のような超絶不定期営業の間借りカレーはもっと粗っぽくていいはずだ。
「粗っぽさ」が間借りカレーに与えられた免罪符ならば、
これを使わない手はない。
もっと不安定で、
もっと実験的でいいじゃないか。
直行直帰は私個人の道楽でもあるのだから。
試作は続くよどこまでも
試食してみて直すべきところはなんとなく見えたので、
あとは調整を繰り返していくしかない。
問題は私自身があと何回試食に耐えうるかということ。
前回のチキンビリヤニ間借り営業による連日試食の影響で、
正直食べ飽きがスゴい。
とあるカレー店の店主の方と話していると、
同様の症状は業界に付き物らしい。
香りがしない、パンチがない、重症になるとマズいと感じるなど。
私は飽きっぽい性格なので、
一つのことを突き詰めて継続することがすごく苦手。
今月の間借り営業が終わったら、
次はカレープレートの営業にします。
今日はこのへんで。
ではまた。
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