どーも!直行直帰の店主です!
今日はココナッツオイルについての記事です。
ミランダ・カーが美容に取り入れているとかで話題になっていますが、
そもそも南インド料理(特にケララ州)では調理油として必須な印象です。
なので美容効果というよりも、「ココナッツオイルを使ってどうカレーやインド料理を美味しく食べるか」ということを主眼にお送りしていきたいと思います。
ココナッツの産地として知られるインド南部のケララ州ですが、
サンスクリット語でケーラは「ヤシ」、ラは「大地」で、
ケララはヤシの大地という意味なんです!
そもそもココナッツオイルって?
ココヤシの実の胚乳から抽出される油のことです。
香りを嗅いでみるとしっかりココナッツの香りがします。
そういった香りの特性から、カレー作りだけではなくお菓子作りにも使われます。
脂肪酸の中でも中鎖脂肪酸を多く含み、以下のような効果が期待出来るといわれます。
勘の良い方はお気づきかもしれませんが、これらの効果なんとなくアレに似てますよね?
そう、みんな大好きギー🐂です。
ギーもココナッツオイルも中鎖脂肪酸が含まれている点で共通していますのでそりゃ効果も似てきます。
料理に適したココナッツオイルとは?
ココナッツオイルには大きく分けて2種類あります。
RBDオイルとバージンオイルです。
RBDオイル
R=Refined(精製)
B=Bleached(漂白)
D=Deodorized(脱臭)の略ですね。
結論から言うとインド料理には向きません。
脱臭しちゃってますからね。
インド料理は香りを楽しんでナンボです。
バージンココナッツオイル
はい、こっちを選びましょう。
生のココナッツから作る製法です。
エキストラヴァージンココナッツオイルというグレードが一つ上のものもありますが、
食用油にしちゃ高いのでちょっと手が出にくいです。
直行直帰で使っているココナッツオイル
コスパ的に一番良いのでこれを使ってます。
無精製なのでココナッツの香りが自然だし、
料理の仕上がりも全然違います。
価格も500MLで800円程度と他に比べれば良心的です。
エキストラヴァージンココナッツオイルだとこれの倍ぐらいはザラです。
おすすめレシピ3選
ケララチキンカレー
ココナッツオイルを手に入れたらまずはこれを作りましょう。
ケララ料理の王道と言えます。
またケララ州はスパイスの産地としても有名ですから、
スパイスも超贅沢に入っています。
書いていたらお腹が減ってきました。
今度レシピを上げます。
キャベツのトーレン
副菜的な位置づけです。
これがいい箸休めになります。
直行直帰ではターメリックを加えず、キャベツのシャキシャキ感を残すために短時間で火入れをします。
これが絶妙に難しいのですが、うまく出来たら皿全体がグッと引き締まる一皿です。
エッグカレー
卵をカレーにしちゃうの?
エッグカレーはインド南北問わず作られますが、ココナッツオイルとココナッツミルクのグレイビーソースの上に卵を絡めるのが南インド流です。
卵のコクがココナッツミルクとガッチリ合ってかなりの存在感があります。
カレーにゆで卵が乗っているとテンションが上がる、
という感覚は、日印共通なのかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
まずは日々の料理でいつも使っている油をココナッツオイルにしてみてもいいと思います。
日本食はさすがに合わないと思いますが、肉類を炒めるときなんかは南国風味がアップします。
最後になりますが、いくら健康に良しと言えど油は油なので摂取量は一日におおさじ1〜2杯程度までにしておきましょう。
ではまたっ!
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