どーも直行直帰の店主です。
私のプロフィールです。
適宜ご参照ください。
美味しいカレー屋は星の数ほどあれど、
応援したいと思えるカレー屋って実は少ない。
一つあれば良い方ではなかろうか。
今日は直行直帰の店主が応援したいと思えるお店の話。
若きスリランカ人シェフが作る至高の料理!Chari’s place(福岡市中央区赤坂)
地下鉄赤坂駅から徒歩で約10分。
人気飲食店が立ち並ぶ大名エリアを抜け、お昼でも人通りのまばらな小道に入っていくとそのお店の目印が見つかる。
スリランカ国旗にも使われているライオンが見える。
そう、今日ご紹介するお店はスリランカ料理のお店。
50%ぐらいの確率でスルーしてしまいそうなぐらい目立たない入り口。
いや、それ以前にかなり怪しい。
大人一人が登るのがやっとと言える程の狭くて怪しい急な階段を登った三階に店はある。
初訪店の場合、少しの勇気が必要かもしれない。
元は咖喱時々珈琲 ナミヒラ (現在は移転)が入っていた場所で、2020年8月にオープンした比較的新しいお店。
内装はナミヒラ時代の家具などがそのまま使われているものも多く、往年のファンはニヤつけるかもしれない。
画像だけだと伝わらないが店内で流れているスリランカミュージックもスゴく良い。
店主チャーリー
チャーリーズ・プレイスと言うぐらいなのでチャーリーの魅力が詰まった店になっている。
スリランカ出身の26才。
日本に来て5年ほど。
日本語はとても流暢。
チャーリーの両親はどちらもスリランカでシェフをやっていて出自が生粋の料理人。
ついでに父親の兄弟も全員料理人。
幼い頃から親の手伝いをして調理スキルを磨いたらしい。
メニュー構成
王道のスリランカカレーに始まり、コットゥロティやフライドライスなど現地出身ならではのスリランカの風が吹くメニュー構成。
今ではカレーがワンプレート1,000円以内で食べられるお店も珍しくなってきている。
日本全土で年々高まるスパイス人気に業界全体がインフレ気味なのかもしれない。
前回訪問時は王道のスリランカカレーを食べたので今回はフライドライスをオーダー。
フライドライスは一度家で挑戦してみたが、日本の家庭料理としてのチャーハンの域を全く超えることが出来ず本物を味わいたいと思っていたのだ。
ちなみに前回来店時のスリランカカレーがこちら。
うーむなんともシブい!!
まず皿が良い。
今まで訪店したスパイス料理店の中で、インテリアとしての皿のセンスが一番いいと思えるのはココ。
美してくてカッコいい。
福岡でスリランカカレーと言えば大名のど真ん中にあるビルの5階にあるお店を想像する人も少なくないと思うが、チャーリーが出す料理はまた別種だ。
一つ一つの料理の味がしっかりしていて、もちろんそれぞれ食べても美味しいが混ぜ混ぜすることで違った魅力が顔を出す。
確かこの日のチキンは胸肉ともも肉を使っていたけど味わいのコントラストがとても心地よかった。
本日の一皿 フライドライス
うおーッッッ!😍
なんとも美しいフライドライス。
ライスを中心として色鮮やかな副菜の数々。
このフォルムだけ見てもチャーハンなどとは全く呼べない代物。
お味の方はというと米の硬さが秀逸。
絶妙なところを突いてくる。
少し硬くて食べごたえがあり、噛めば噛むほど旨味が広がる。
シャキシャキ野菜も食感のアクセントになってて食べ飽きない。
スパイスと野菜の種をスリランカから送ってもらっていて、自家栽培で育てているものを出してくれる。
私とチャーリーが住んでいるところも近くてご近所談義も盛り上がった。
チャーリーからの粋なサルビスも
私の身の上や共通の知人のことなどを話しているとチャーリーから嬉しいサルビスが。
チャーリー特製ポークカレー
これも豚の旨味がスパイスと相まって濃厚な味わい。
曰く日本人の舌に合わせずチャーリーが自分で食べるように作ったということもあり、なかなかスパイシー。
自分が美味しいと思うものを提供することはカンタンなようで難しい面もあるんだけれども、主軸を完全に作り手に置いた料理は本当に興味深い。
食後は更にスリランカ紅茶のサルビス。
食後もまったりチャーリーとおしゃべり出来て良い時間が過ごせた。
コップがなんとも可愛らしい。
皿といいチャーリーセレクトなんだろうか。
今度行ったとき聞いてみよう。
まとめ
今日は異国の地で一人自らの名を冠した看板を掲げるスリランカ人青年のお店のご紹介。
チャーリーと話す中で今後の展望などを聞いていくうちにますます応援したくなった。
(PayPayじゃなくて現金で払っときゃ良かった…。)
店の入口はちょっと怪しいし見つけにくいけどチャーリー特製のスリランカ料理が1,000円で食べられる何とも有り難いお店。
福岡でも現地のシェフが作るお店が増えてきたけどここはほんとにアットホームで居心地の良い空間。
お一人様は是非カウンターに座ってチャーリーとのおしゃべりも楽しんでください。
今日はこのへんで。
ではまた!
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