どーも直行直帰の店主です。
私のプロフィールです。
適宜ご参照ください。
外回りの営業の楽しみと言えば誰が何と言おうとランチだろう。
県外に出張に行ったときなどは九割九分どこで何を食べるかしか考えていない。
先日は北九州・筑豊地区の外回りだったのでランチは106サウスインディアンに決めていた。
訪問先は直方駅の近辺だったが、そこから高速道路に乗り約30分、距離にして20数km、もはや近くだから寄ったレベルではないが、行きたかったのたからしょうがない。
106サウスインディアン【南インドのシェフがいるお店】
戸畑の北九州店以外にも天神と博多のベイサイドにも店舗があり、計3店舗を展開中。
売りは何と行っても本場南インドのシェフが腕を振るう本格インド料理。
厨房の料理スタッフは南インド出身のシェフのみで構成されており、日本人スタッフは接客やドリンクなどの対応のみという徹底ぶり。
博多華丸大吉も激推しとあって、県内ではカレー愛好家でなくても名の知られたお店である。
木曜日の12時半頃に入店。
店内は私以外にも約7〜8名のお客さんがいた。
天神店もすでに訪問済みだが、北九州店の方がお客さんの年齢層が高い印象がある。
天神店の方は土地柄もあってか若いお客さんが多い。
メニューはフカフカのナンやバターチキンカレーがついた平日ランチ(A〜C)が特に人気。
その映えるフォルムはインスタグラムにアップしたいカレーナンバーワンとの呼び声も高く、
若い女性世代からの人気も絶大で...。
…。
…。
いや違ーう!
私が言いたいことはそんなことではないっ!
106サウスインディアンでは絶対にミールスを食べるべき!
間借りで皿を出すときも食べ方を指示したりするのは好きではないし、「👨インド料理とはかくあるべし!」などと原理的なことを語るのは嫌いなんだがこれだけは言わせて欲しい。
サウスインディアンのミールスは、
絶対に外せないッッッ!
なぜこんなことを鼻息も荒々しく主張しているかというとサウスインディアンでミールスをオーダーしているお客さんを今まで私以外に見たことがない!
これはあまりにももったいなさすぎる!
確かにバターチキンカレーやナンも美味いに違いない。
そりゃあ経験豊富なインドの一流シェフが作っているんだし、間違いない。
(私はミールスしか頼んだことがないので正直食べたことがない)
だがしかし!
あまりにもミールスに光があたってなさ過ぎる!
立て看板を見てもミールスは一番下で一番目立ってねぇッッ!
こんなに美味しいのに多くの人がそれに気づいていないことに無念さを感じずにはいられない。
(資さんうどんの焼きうどんにも同じことが言える。)
分かっていただきたいのは決してナンやバターチキンを頼むなと言っているわけではない。
ただほんのちょっぴり冒険する気持ちでミールスを頼んでみて欲しい。
サウスインディアン = 南インドの
読んで字の如くサウスインディアンは南インド推しの店であり、働いているシェフも全員南インドの出身。
インド料理を標榜しつつ実際の調理スタッフはネパール人という店も少なくないので、実はとても貴重と言える。
当ブログでも申している通りバターチキンカレーやナンは本来南インドの料理ではない。
南インドのランチと言えば王道はやはりミールスだ。
ミールスとは?
もちろん皆様がミールスをオーダーしない理由がその知名度のなさにあるのも重々わかっている。
なのでこの記事を読み、まだミールスをオーダーしたことがないという方は少し勇気を出して是非チャレンジしてみて欲しい。
東京から福岡のラーメン屋に来て味噌ラーメンをオーダーする人はあまりいないハズ。
南インドを福岡に置き換えると、ミールスは間違いなく豚骨ラーメンだ。
106サウスインディアンのミールスの魅力とは?
見よこの品数!
色んな種類のカレーをライスと混ぜながら食べて、味の変化を楽しむのがミールス最大の魅力と言える。
下記の通りこれだけの種類の料理がワンプレートにギュッと集まっている。
- サンバル(豆と野菜のカレー)
- ラッサム(酸味の効いたスープ)
- クートゥ(豆の煮込みカレー)
- ポリヤル(野菜のスパイス炒め)
- チャトゥニ(チャツネ)
- モールコランブ(ヨーグルトのカレー)
- パパド(豆せんべい)
- チャパティ(全粒粉の薄焼きパン)
- ライス
一皿で甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の全てが味わえる。
106サウスインディアンはベジミールスを提供している
お気づきの方もいると思うがミールスのラインナップに肉が入っていない。
そう、サウスインディアンのミールスはベジタリアン仕様になっている。
インドでは宗教上の理由から肉を食べない人も多いので、店舗やメニューがベジかノンベジに分かれていることが一般的。
肉が入っていないカレー?
食べごたえがなさそうだなぁ…。
これに対する答えはシンプル。
「マジでそんなことはない!」
ミールスを構成するそれぞれの料理の味が違うので食べ進めていくなかで飽きることがない。
むしろ気づいたらなくなっている。
やはり菜食主義者の智慧は偉大だ。
肉を食べる代わりに豆に行き着いた。
日本でも畑の肉と呼ばれているぐらいなので、栄養価も高くヘルシーで健康的。
なおかつガッツリ食べごたえがあり、食後はスッキリ軽やか。
これこそがミールス、さらには南インド料理の魅力のように思う。
今回もヒジョーに食べごたえがあって大満足。
シェフと目があったので黙ってThumb up👍
ニッコリと笑い返してくれて、ほっこりした。
まとめ(終わりに)
今回の記事で私が言いたかったことは一つだけ。
ミールスをオーダーしたその瞬間から、あなたはきっと新たな扉を開くだろう。
繰り返すが、ナンやバターチキンを頼むなと言っているわけではない。
ただやはり南インド出身シェフの本気が感じられるのは、南インドのミールスではないかと私は思う。
行かれる際は是非ミールスを頼んでみましょう。
ではまた!
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