福岡の神出鬼没な間借りカレー店「直行直帰」の店主が
退屈な日々に少しの気付きと香り高い刺激をお届け🌶

【インド料理は失敗から学ぶ】直行直帰が最近やらかした失敗4選

スパイシーライフ

どーも!直行直帰の店主です!

最近スランプかもしれません。
ここ一年ぐらい「これは上手く作れたわい」という感触がありません。

自分自身の調理への期待度が上がっている分、仕方のないことかもしれませんが、インド料理を始めた当初の上手くいったときの感動が味わいづらくなったのは少し寂しい気もします。

そもそも失敗がメチャ多い

このブログでも書いてきましたが、私は元来積極的に台所に立つような男ではありませんでした。

👨「料理?カップラーメンを嗜む程度です…」

これぐらいのレベルです。

焼く・煮る・炒める・揚げる・蒸す・切るといった基礎スキルもないので今でも失敗することはしょっちゅうです。

失敗したら見栄えが悪いことも多いのでブログやSNSには到底掲載出来ません。
でもここで一つの気づきがあります。

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直行直帰の店主

失敗したレシピや工程も実は価値があるのでは…?

私が初めて調理したカレーはターメリックが異常に投入されて何とも言えない色をしたとてもスパイス云々とは言えない愚作でした。
トライ・アンド・エラーを繰り返して今やっとこさマシになってきたかなというレベルです。

上手く作れたときよりも失敗したときの方が学びが多かったのは間違いないし、そういった経験が蓄積されて今があります。

失敗した料理のレシピなんて公開されていない

料理の写真を撮影する人のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

「生存者バイアス」という言葉をご存知ですか?

例えばある事業に成功してお金持ちになった人の話だけを聞くと、その事業を成功させることが少し簡単かのように思えてしまいます。
しかし実は成功した人以上に失敗した人が多く、その人達はわざわざ失敗談なんか語らないので結局生存者(成功した人)の話だけを聞いた結果、認識を誤りがちというような事象を指します。

巷のレシピ本や料理系YouTube、ブログ、インスタグラムにも同じことが言えます。
そこには美味しく出来た(あるいは見栄えの良い)料理のレシピや写真しか載っていません。

そういったメディアを批判したいわけではありません。
むしろ当然だと思っていますが、それと同時に違和感も感じます。

これは確実に言えることですが、あるレシピに書いてあるとおりに調理を実行したところでレシピ考案者と同じ味には絶対になりません。
レシピに書いてあること以外にも調理する上で大事なことはすごく多いです。
例えば火加減。
火加減が載っていないレシピや料理本は結構多いです。
さらに弱火とか中火じゃザックリ過ぎる場合もあります。
調理環境によってベストな火加減はバラバラです。

更にどういう完成形を(より詳細に)描いて調理しているかで出来栄えは断然変わります。
レシピを作った人と、そのレシピを見て初めて調理する人とでは描いている完成形とその具体性に差がありすぎます。

話が逸れましたが結局上手く出来た結果だけを真似ただけでは、失敗しやすいポイントなどをスルーしてしまうため、そのレシピの完成形には到達できない可能性が高いので、どうやったら上手くいくかを考えること以上にどうやったら失敗しないかも考えようということです。

皆さんもご経験があると思いますが、調理したあとに👩「ここはもうちょっと火加減を強くすべきだった…」とか結構あるんじゃないでしょうか。

完成形を目指す過程でのそういった気づきもお伝えすることで、失敗を回避しながら成功に近づけるようなレシピを当ブログ内で作っていけたらと思っています。

つらつらと長いこと書きましたが失敗した料理やレシピの供養がしたいのです。
興味のある方はお付き合いください。

最近やらかした失敗4選

ここからは具体的に最近犯した失敗と、現状考えているその原因を書き連ねます。

炊飯器鯖缶プラオ

炊飯器鯖缶プラオ(パクチーがないのでネギで誤魔化すスキルを使った)

味は悪くなかったんですが、調理意図が不明確だったためによく分からないモノに仕上がって仕舞いました。

<span class="fz-14px"><span class="fz-12px">直行直帰の</span></span>妻
直行直帰の

別にカレーで良くない?

妻の言葉です。
私もそう思いました。
「炊飯器使って何かやってみたい」という想いが先行したために、こういうモノを作りたいといった描く完成形が不明確でした。
結果カレーともプラオとも呼べぬ中途半端な代物に。


ここから得られた気づきはコレです。

マラバール・ビリヤニ

👨「これも失敗だったの!?」
って思うかもしれませんが、よく見るとちょっと水分が多いんですよね。

蒸して炊き上げる際の火加減を最初は強火にしないといけなかった。
ダム・プクトで炊くときのビリヤニって最初火加減を強くして鍋の中の水分を飛ばしつつ、蒸気を発生させた後で弱火にして蒸し上げるんですよね。
これもビリヤニの記事書いたからわかったことなんですけどね。

得られた気づき
  • ビリヤニにおいて火加減は出来栄えの全てを左右するといっても過言ではない生命線
  • なぜそういう調理法やレシピなのかを理解して調理に臨むことが大事

フライドライス

フライドライス(パクチーがないのでネギで誤魔化すスキル其の弐)

これも水分問題です。


チャーハン作るときって冷凍させておいた米で作ると良いって言いますよね。
それは水分が飛んでパサついた米のほうがパラッと仕上がるからです。

私はそれと真逆のことをしました。
ゆとり法でバスマティライスを炊いたあとに大して水気も切らずにカレーと一緒にしたんですね。
当然ながらベチャッとしたフライドライスが出来上がりました。
でも一旦冷凍して解答したものを食べたら格段に美味しくなってました笑
やっぱり水分って大事です。

得られた気づき
  • コメの湯切りはキッチリやりましょう(当然)

フィッシュフライ(ミーン・ワルワル)

フィッシュフライ(焦げているように見えるが問題はそこではない)

そして最近犯した失敗のぶっちぎり第一位がコレですよ。

うわっ!焦げてる!

問題はそこではないんです。
むしろケララの魚一匹まるごとフライってイギリスのフィッシュアンドチップスの流れを汲んでいるのか表面ちょっと焦げてね?ってやつもけっこうあります。
(ナイル善己さんのレシピ本、南インドとミールスに載ってるイワシのフィッシュフライもちょっと焦げてるように見えます。)

問題は中にありました。

見事な生焼け

こんなもん仮に間借りで出してたら食中毒でやられちゃいます。
原因はハッキリしてます。
使ったアジが立派で身が分厚かったので火が通りにくかったことと、中に水分を残しつつサッと仕上げたかったので超高温かつ短時間でグイグイ行こうとした結果、外はちょい焦げ&中は生焼けという結果に。

前述のように調理経験の乏しさから魚をちゃんと焼いたこともなかったんで、当然っちゃ当然の結果だと思ってます。
むしろ良い経験が出来ました。
お腹も下してないし。

間借りでこれ出したいと思ってましたけどまだまだハードルは高いです。

得られた気づき
  • フィッシュフライは身の厚さにも依るが、やや強火で片面3分〜4分焼くと良いかも
    (実験継続)
  • 魚の深部までスパイスは入っていかないのでスパイス云々より美味しい魚を使うことが大事

まとめ

人間には見栄や意地やプライドがありますので失敗したところを見せるのは皆あまり好きじゃないんだろうと思います。
しかしそういったところこそ実は気付きの宝庫で、調理に悩んでいる人にとって次につながる何かをお見せできる場なのではないかとそう考えたのです。
経験上トライ・アンド・エラーを繰り返していくなかで目指すべき完成形がぼんやり見えてきます。

失敗したら盛大に笑ってください。
上手く出来たときはちょっと褒めてください。
SNS等でコメントをいただけると飛んで喜びます。

まとめ
  • 失敗した料理の写真やレシピは出回らない
    • しかしそういった失敗の中にこそ次につながる発見は多い
  • 完成形のレシピを真似ても同じ味にはならない
    • レシピを作った人と、そのレシピを見て初めて調理する人とでは頭の中に描く完成形が違うから
    • どうやったら上手くできるかも大事だが、どうやったら上手く行かないかを知ることはもっと大事
  • 最近犯した失敗から得た気づき
    • やってみたいことを調理の出発点とするのではなく、どういう料理・味にしたいかを出発点にするべき
    • ビリヤニにおいて火加減は出来栄えの全てを左右するといっても過言ではない生命線
    • なぜそういう調理法やレシピなのかを理解して調理に臨むことが大事
    • コメの湯切りはキッチリと
    • フィッシュフライは身の厚さにも依るが、やや強火で片面3分〜4分程度焼くのが目安か(実験継続)
      • 魚の深部までスパイスは入っていかないのでスパイス云々より美味しい魚を使うことが大事

今後も失敗の連続だと思いますが、完成を急ぐのではなく過程やムダを楽しみたいと思います。

ではまた!


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この記事を書いた人
直行直帰の店主

福岡の神出鬼没完全不定期間借りカレー店「直行直帰」の店主
かつてカップラーメンを料理と呼んでいた男が綴る日々のカレー・インド料理研究の記録、間借り出店情報、インドにまつわることを吐き出します。
実態はイエスマンになれない社会不適合なサラリーマン。

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