どーも!直行直帰の店主です!
今日は南インド料理の聖典とも言える名著を紹介します。
これ!「南インド料理と」ミールス!
概要
その名の通り南インド料理のレシピ本です。
多分昨今の南インド料理ブームはこの本も一役買っているのではなかろうかと考えております。
今までも少ないながら南インド料理のレシピ本ってあったんですよ。
ただちょっと家庭料理寄りのレシピ本で、
インドのお店ではこんな感じでカレーが食べられるよ!
っていうテイストの本はおそらくこれが初めてだと思われます。
しかも表紙からフィッシュカレー!
魚をカレーにする習慣がない日本人にとってはなかなかの衝撃です(笑)
著者:ナイル善己シェフについて
■略 歴
出典:浅井企画HPより一部抜粋
銀座の老舗インド料理店「ナイルレストラン」3代目。
南インド・トリヴァンドラム出身のインド独立運動家であり、「ナイルレストラン」
初代創業者のA.M.ナイルを祖父に持つ。2代目の父はテレビをはじめ各メディアでお馴染みのG.M.ナイルという、サラブレッド。
インドのゴア州に渡り、アカデミー・オフ・カリナリー・エデュケーション(A.C.E)で料理を学びつつ、ホテル・シダデゴア(Cida de GOA)の厨房で働く。現在は池袋西武のコミュニティーカレッジでインド料理教室の講座の他、レシピ本の出版、TV出演など活躍の場を広げている。
ナイルレストランといえば名物ムルギーランチ
全体的に混ぜて食べないと店員さんに怒れるらしいですwww
本の特徴
南インドカレーではなく南インド料理
本の表紙にもはっきり書いてあります。
南インド料理とミールスと
カレーではないんです。
ここが一番のポイントだと思っています。
カレーだとインドカレーのレシピ本を期待した購入者に対してのアンマッチが発生する可能性があるので、それを避けるためにあえて南インド料理と記載しているものと勝手に推察しています。
そういった著者の心意気が好きです!
圧倒的な情報量!
サンバル、ラッサム、ドーサ、イドゥリ、パロッタなど
南インドで有名な料理は一通りカバーされていますし、
なんならパヤサム(本の中の記述はパイヤッサム)や
マサラチャイなどのデザートも紹介されています。
私はこの本を手にしたとき、カレーを作り初めて日が浅かったですが、
初心者でも作りやすいようにシンプルに書いてあるし、
すんなり入っていくことができました。
油の量もインド仕様で書いてあるし、
レシピ通りに作れたらかなりインド感のある料理に仕上がります。
青唐辛子やチリペッパーの量はそのまんま入れたら辛すぎるかなー、
ってものもあるので調整されると良いと思います。
(インド人はもっと入れますがw)
ケララの写真がいっぱい
著者のナイル善己シェフのおじいさまは現在のケララ州出身です。
幼い頃におじいさまと行ったケララ州コバラムビーチでの思い出が語られています。
本の冒頭で南インドという土地柄を紹介しているのですが、
そこで現地の暮らしが伺える写真が沢山使われています
私は一人で海外を放浪するのが好きなので、これらの写真にヤラれました。
インド行きたい欲を刺激する、人々のイキイキとした暮らしが伺える写真がいっぱいです。
権利の関係でそれらの写真は載せられないですが、是非手にとって確かめてみたください。
直行直帰の店主が一番お世話になった本
南インド料理にハマるキッカケになった本です。
手に入れてから2年は経ちますが、いまだにこの本を見ながら新しいレシピにチャレンジしたりしますし、永久に味がするガムのような本です。
南インド料理を始めてみたいっ!という方は是非この本から入ることをオススメします!
ではまたっ!
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