福岡の神出鬼没な間借りカレー店「直行直帰」の店主が
退屈な日々に少しの気付きと香り高い刺激をお届け🌶

「ちょっとインドに行ってくる」はもうすぐそこ!?「2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ」

書籍紹介

土曜日。

今日は一日オフ。
今週は忙しかったし、ご褒美にカレーでも食べに行こうかな…

よし、インドに行こう!


どーも直行直帰の店主です。

本を読みました。
コレです。

2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ

著者:ピーター・ディアマンディス,スティーブン・コトラー 

オリジナルタイトルは「The Future is faster than you think」

訳すと「未来はあなたが思うよりも早く」ってところか。

邦題を見る限り2030年っていうのがひとつのキーワードなのかなと思うけどそんなことはない。
「加速」っていうのは一つのキーワードになっていて、現在進歩している様々なテクノロジーが融合することで、加速度的に人類の暮らしがどんどん発展していくというそんな話。

本の中では融合という意味でコンバージェンス、加速度的にという意味でエクスポネンシャルという言葉が頻出する。

著者について

ピーター・ディアマンディス

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Peter Diamandis 出典:Wikipedia

Peter Diamandis
Xプライズ財団CEO。シンギュラリティ大学創立者。起業家としては長寿、宇宙、ベンチャーキャピタル、およびテクノロジー分野で20以上の会社を設立。2008年、グーグル、3Dシステムズ、NASAの後援を得て、シリコンバレーにシンギュラリティ大学を創立し、エグゼクティブ・チェアマンに就任。MITで分子生物学と航空工学の学位を、ハーバード・メディカルスクールで医学の学位を取得。

2030年 すべてが「加速」する世界に備えよ より

シリコンバレーに出入りしている起業家/経営者だから知り得る、アメリカで現在進行系のテクノロジーへの知識の幅と深さが広い。
それは本書のページ数に現れてて、脚注などを除くと400ページ近くもある。

本の触れ込みでイーロン・マスクの盟友とあるけど、テスラやスペースXの経営に携わっているかといえばそういわけでもないっぽい。

あくまでも宣伝文句といったところか。

翻訳がすごくわかりやすい

原書が英語の本でよくありがちなのが、英語独特の表現を無理やり訳したためによく分からない日本語になっていて、なんのこっちゃ頭に入ってこないってこと。
しかしこの本は全然そんなことはなく、スッと頭に入ってきて読みやすい。

翻訳者は土方奈美さん。
この人の翻訳は本当に読みやすい。

財政赤字の神話: MMTと国民のための経済の誕生という本も読んだけれど、マクロ経済なんかの難しい分野でも易しく分かりやすい翻訳で読みやすかった。
作者より翻訳者で本を選ぶレベル。

本の概要

現在進行系のアメリカ発最新テクノロジーが更に進化して融合(コンバージェンス)すると加速度的に(エクスポネンシャル)人類が発展していくよっていう話。
AI、自動運転、量子コンピューティング、拡張現実、遺伝子工学、3Dプリンティングなどの分野が人々の暮らし、移動、買い物、広告、教育、食生活なんかをどんどん変えていくだろうと書かれている。

ホンの一部だけれども、どのような未来が描けるのか当ブログの趣旨に沿って考えてみた。

(ここからは一部ネタバレもあるので適宜読み飛ばしてください。)

「ちょっとインドにランチ行ってくる!」が現実になる!?

StarshipとFalcon 1ロケットの大きさ比較Credit : SpaceX

アメリカの民間航空宇宙メーカースペースXのCEOイーロン・マスクは飛行機のエコノミークラス並の価格で地球上どこでも一時間以内に飛んでいけるロケットサービスの実現を約束。
スペースXが惑星間飛行のために開発した巨大ロケット「スターシップ」を地球上の乗客輸送に使うと言う。
スターシップは時速約2万8千キロで飛行する。
これはニューヨーク上海間を39分で結ぶ超速スピードで、東京・ニューデリー間だともっと早い。

マスク曰くテクノロジーは3年以内に形になるけど安全性の検証に時間がかかるとのこと。
イーロン・マスクのロケットサービス発言は2017年だから、本当ならもう安全性の検証作業に入っていることになる。

そういえば最近こんなニュースを見た。


スターシップの着陸失敗のニュース。
アメリカのすごいところって着陸に失敗して機体が爆発しても、「良いデータが取れた」ぐらいにしか思っていないところ。
こうやって失敗を糧にどんどん次に進んでいく。

多分失敗だとも思ってない。
成功への途中といったところか。

ಚಿತ್ರ
出典:バガボンド第六巻より


こういった実験が実を結べば本当にちょっとインド行ってくる!が現実になるのかもしれない…。

想像できている時点で実現出来ないことはない

ネット上の書評を見ていると

そんなバカな…

といった類のレビューもよく見るが個人的にはそうは思えない。
もちろんここに書いてあること全てが数十年後に実現しているとも思わないが、一部は実現し、その中の一部は想像を超えている可能性もある。
私がケータイ電話を初めて持ったのが18年前の2003年だったけれども当時はガラケーがスマホになって、それ一つで財布も持ち歩かずに買い物が出来るなんて想像もしていなかった。

想像出来ている時点で実現不可能ではないし、未来は常に不確実性に満ちている。

スイーツ専用の3Dプリンティングはもう開発されていて、この技術がもっと進歩すればパーソナルAI×3Dプリンティングでその人にとっての理想のカレーもテクノロジーの力でカンタンに出来上がることになりそう。

終わりに(マンパワーがもっと重要になる)

スーパー日本人のイラスト
※画像はイメージです

この手の話になると

AIが人を支配しちゃうよ…

とターミネーター2みたいなことを言い出す人もいるが、個人的にはそうならないと思っている。

そのAIは作っているのは人だし、大事なのは人間がAIを使って何をしたいかでそれ次第で人間とAIの付き合い方も大きく変わってくる。
本の中でも出てくるけど、科学の力で生産性が伸びるときは科学の力が人に置き換わったときではなくて、人と科学の力が協働出来るときだと。

そう考えると科学で人の力が要らなくなるよりも、人間が科学力をコントロールすることで科学を使って出来ることの方が増えるんじゃなかろうか。

もし「ちょっとインドに行ってくる!」が現実になるとしたら、徹底的にインド全体を食べ歩くのも良いが、インドで間借りをやってみたい。

本場の人間はどんな反応をするだろうか。
逆輸入的なインド料理。

今日作ったビリヤニは手前味噌だけど美味しかった。
インド人に食べさせてみたい。

ではまた!


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この記事を書いた人
直行直帰の店主

福岡の神出鬼没完全不定期間借りカレー店「直行直帰」の店主
かつてカップラーメンを料理と呼んでいた男が綴る日々のカレー・インド料理研究の記録、間借り出店情報、インドにまつわることを吐き出します。
実態はイエスマンになれない社会不適合なサラリーマン。

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