どーも直行直帰の店主です。
私のプロフィールです。
適宜ご参照ください。
次回の間借り営業日が決定しました。
2021年9月25日@西新です。
ご都合の良い方は是非お越しくださいませ。
間借りカレーでなぜビリヤニなのか?
間借りカレーなのに、ビリヤニ…?
そもそもビリヤニってなに?
ビリヤニとはスパイスやハーブを使った
インドの炊き込みごはんのことです!
なぜ今回はカレーではなくビリヤニ営業なのかを語る前に、
そもそも論としてカレー好きと言っても細分化すると大きく3タイプの人に分かれると思います。
間借りカレーを自称したとき、一番連想されやすいのは間違いなく①です。
一番人口が多いのも①だと思います。
しかし私個人は完全に③です。
カレーではなくインド料理が好きなんです。
(こいつめんどくさっ!😱と思った方、気持ちは凄く分かります。ツイッターじゃ絶対にこんなこと語りませんが、ここは私のブログなのでもう少しだけお付き合いください。)
余談ですがタイプ②の方も直行直帰には多く来てくださっています。
女性に多い印象です。
女性は男性に比べて食に対する冒険心が比較的強く、反対に男性は保守的な方が多いです。
完全に私の偏見です。
ではなぜ直行直帰は間借りカレー店を自称しているのか?
仮に直行直帰が間借りインド料理店を名乗ったとしましょう。
間借りインド料理店…。
リピートアフターミー。
反芻してください。
いや間借りインド料理店って響きめちゃくちゃ怪しいッッ!!
これに尽きます。
インド人が間借りでインド料理屋をやるならともかく専業でない日本人がインド料理屋を名乗るのはハードルが高すぎます。
まとめると間借りカレーという名前を借りて自作のインド料理を披露しているのが直行直帰なのです。
この先も今回のように間借りカレーを名乗りつつカレーを出さないことも多々あると思います。
ご容赦ください。
話を最初に戻してなぜ間借りカレーでビリヤニを提供するのか?
についてですが、それは間借りという形態とビリヤニという料理の相性が良いと考えているからです。
なぜ間借り営業とビリヤニは相性が良いのか?
理由は3つあります。
理由① 日本人は味が付いたご飯が大好きだから
これは日本人に限ったことなんですかね。
松茸ごはん、鶏めし、チャーハン…。
挙げればキリがありません。
その証拠にビリヤニは定期的にブームが来ており、
ここ最近も水野仁輔さんがビリヤニに特化したレシピ本を出してました。
ビリヤニはカレー味が付いたご飯だとカンタンに言えるほど単純な料理ではありませんが、
炊き込みご飯という切り口で見ると間口は他のインド料理より広い可能性が高いです。
重厚なイスラムの香りに誘われて、それまでインド料理にさして興味がなかった方でも取っ掛かりやすい(ハズ)です。
理由② 料理構成がシンプル
例えば間借りでカレープレートを提供するとき、
ライスが中央にあり、
それにカレーがかかっていて、
なんならあいがけで、
副菜が複数種類添えられていて…。
っていうスタイルは良く見られる形です。
そうそう、こんな具合のヤツ。
でもコレって料理の種類が多い分、手間がかかるんですよね。
単品の料理をまとめてドーンと作ってしまった方が仕込みの効率は良いです。
そして、それを許してくれるのがビリヤニだと考えています。
最低限ライタほどしか付け合わせを必要とせず、
ごちゃごちゃ言わんと一皿で語れるインド料理です。
ただし付け合わせで逃げられない分、ビリヤニ自体の味がそんなにだった場合、当然ながら全体がコケます。
一長一短ありますが、仕込みという面では間借りと相性が良いです。
理由③ いつも家で作っている味を再現しやすい
実際のところ、ほぼこの理由に尽きます。
理由一つでも良いくらいです。
間借り営業をやっていて悩ましい問題の一つに作りたてを提供できないというものがあります。
食品衛生法の原則として保健所から調理許可を得た場所(間借り先)で、仕込みから提供までを行わなければなりませんが、普段からキッチンを自由に使えない間借り営業の場合、材料をあらかじめカットしておくなどの下準備はどうしても必要です。
下準備をして間借り営業日当日に店で仕上げをしてみたら、
なんかちょっと違う…。
こういった微妙な誤差や違和感がどうしても生まれます。
具体的には作りたてではない分、角が取れて少しまろやかになっている場合が多いです。
スパイスのトゲトゲしさを全面に出した料理を提供したいと思った場合、
私の経験上それは間借り営業と相性が悪い可能性が高いです。
家で食べる二日目のカレーの味に近いものがあります。
いつも家では出せていた味を間借り先でも出すというのはなかなか難しいもんなのです。
しかし、ビリヤニの場合は少し違います。
ビリヤニは必ず営業日当日の提供直前に炊きます。
他の方がどうしてるか知らないのに「炊きます」といったら表現が少しおかしいですが、実際そうするしかないはずなんです。
だって、どんな間借りカレー店でもご飯は必ず営業日当日に炊くでしょう?
前日に炊いたご飯を持ち込む人はさすがにいません。
今度の間借り営業では生肉にコメを重ねて炊くパッキ式調理でビリヤニを提供しますが、
仕込み工程がシンプルな分、家と店で味に誤差が出にくいのです。
そして先程もチラッと申しましたが、炊きたての提供が可能です。
ビリヤニは大量調理を前提とした料理なので、炊きたてを一度に多くのお客さんに届けられることも間借り営業との相性が良いです。
まとめ
今回の内容を総括すると以下のとおりです。
間借り営業のお知らせ
最後に今度の間借り営業の告知です。
2021年9月25日㈯に西新のテッパン家キッチン様にて間借り営業をさせていただけることになりました。
前回の間借り営業から場所を変えて、新たな環境でも皆様に直行直帰を楽しんでいただければと思います。
今日はこのへんで。
ではまたっ!
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