福岡の神出鬼没な間借りカレー店「直行直帰」の店主が
退屈な日々に少しの気付きと香り高い刺激をお届け🌶

2022年1発目の間借り営業に向けて

間借りカレーの始め方

どーも直行直帰の店主です。

私のプロフィールです。
適宜ご参照ください。

次回の間借り営業の日程が決まりました。
2022年1月8日㈯@西新です。
ご都合よろしければ是非。

新年1発目の間借り営業にあたり、
これからの直行直帰の方向性について、
あらためて書き記しておきたい。

大きなテーマが2つあり、
それぞれについて私の思いをつらつらと。

2022年のテーマ映えない ✕ ベジ

映えないインド料理の代表格とも言うべきオールドデリーのニハリ
https://blog.tirakita.com/2019/02/old_delhi_nihari.shtml

「映えないインド料理」と、「肉よりもベジ」というテーマは当ブログでも以前触れた。

2022年から、これら2つを主題として営業していく。
要約すると「よりインドらしく」ということになる。
まだまだ勉強も経験も足りてないけど、
営業の度に変化しながら少しずつ理想かつオリジナルに近づきたい。

食べていただけるお客さんを無視することは出来ないが、
直行直帰は営利度外視の間借り営業につき、
最後は私のわがままを通させてもらうことになる。

それでお客さんが来なかったとしたら、
盛大に笑って欲しい。

今回のプレート

プレートの真ん中にフィッシュフライが堂々と鎮座。

このスタイルは一年ほど前から構想としてはあったが、
諸々の事情で断念しており、今回やっと挑戦することに。

「なんだ少し映え狙ってんじゃねぇか😏」
という読者の声が聞こえてきそうだ。
一旦落ち着いて、まずは私の話を聞いてほしい。

脱インスタ映え

日々インスタグラムのタイムラインを彩る鮮やかなスパイスカレーには到底劣るが、
直行直帰も少しはインスタ映えを気にしていた。

緑や赤などを使い、皿全体の色が偏らないこと。
皿の中に隙間を作ることなく、空間を埋め尽くすこと等。

美味しそうに見せることを気にしていた。

直行直帰第一回目の間借り営業で提供した皿


しかしここ1年営業を続け、インド料理についてインプットしていく中でふと気付く。

美味しそうに見せること、いわゆるインスタ映えに力を割くことは直行直帰の得意分野ではない。
そのフィールドでは到底戦えない。

その証拠に第一回目の間借り営業時から早くも盛り付けがかなり雑だ。
どうやら私の心はそのことに最初から気付いていたらしい。

ならばやるべきこと(やりたいこと)はただ一つで、
“インドらしさ”を追求していくしかない。

“インドらしさ”とは何か。
その答えは個々の中にあり、定義はおろか言葉にすることすらおこがましい。
むしろ言葉に出来ないから間借り営業なんかやってるんだろう。

タミル・ナードゥ州のノンベジ家庭のごちそうを妄想

皿の構成は以下の通り。
・フィッシュフライ
・ダール
・スンダル
・エッグマサラ
・ポン二ライス


他店のワンプレートスタイルより品数は少なめだと思う。
あまり品数が多くて豪勢だと、日常が感じられない気がした。

タミルを全面に出した構成で、
ちょっぴりリッチでありつつもインドの日常が香ってくるような皿にしたい。

ただの家庭料理、つまり日常ならわざわざお金を払ってまで食べていただく必要はない。
外食は非日常であることに価値がある。

ここまで来てやっと話を戻すと、
直行直帰は決して映えを狙っているのではなく、
非日常を不器用なりに演出している。


こう理解していただけると嬉しい。

まとめ(終わりに)

ここまでつらつらと書いてきて、
毎度のごとく取り留めのない内容になっている。

①インスタ映えを無視し、
②インドらしさに焦点を当て、
③タミル家庭料理のごちそうを妄想した

上記3点が次回間借り営業のテーマだと思ってもらえれば間違いない。
新年おめでたしということでテイクアウト用にビリヤニも炊きます。

乞うご期待。



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この記事を書いた人

福岡の神出鬼没完全不定期間借りカレー店「直行直帰」の店主
かつてカップラーメンを料理と呼んでいた男が綴る日々のカレー・インド料理研究の記録、間借り出店情報、インドにまつわることを吐き出します。
実態はイエスマンになれない社会不適合なサラリーマン。

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