ギーの風味広がる:かんたんギーライス

インドカレー

どーも!直行直帰の店主です!

今日はギーライスのレシピをご紹介します。
南インドではネイチョール(Ney choru)っていいます。

なるべくカンタンに、かつ本格的なやつをご紹介します。

調理時間は米の浸水時間を除けば約30分というところでしょうか。

そもそもギーってなに?

ざっくり言ってしまえば、すましバターですね。
バターから不純物を取り除いたものです。

ダイエットやアンチエイジングにも効果がある、スーパーフードとして注目されています。

味のイメージ

ギーの風味を楽しむものなので、塩味もしっかりとはつけません。
基本薄味と思っていいです。
合わせる料理によって塩ふたつまみぐらいが良いでしょう。

濃い味ではないので、チャーハンみたいにガツガツ食べられるようなものではないです。

出典:ドラゴンボールZ

こんな感じは期待しないように注意してください(笑)

材料(二人分)

材料
  • ギー           大さじ2
  • にんにく         3片
  • しょうが         1片
  • たまねぎ(薄切り)    40g(1/4個)
  • カシューナッツ      12g
  • レーズン         7g
  • 青唐辛子(種を取り除く) 3本(なくても可)
  • 米            1合
  • 水            350cc
  • 塩            ふたつまみ程度
  • パクチー        適量(お好みで)

    ★スパイス(全てホール)
  • カルダモン        5粒
  • クローブ         5粒
  • シナモン         3cm程度
  • メース          3片
  • スターアニス       1片
  • ベイリーフ        1枚

最近はスーパーでもスパイスの品揃えがすごくて、ホールパウダー関係なく大体なんでも揃います。
この材料の中ではメースを持っていないという方も多いかと思いますが、そこは大丈夫です。
安心してください。
あった方が良いことは間違いないですが、なくてもそんなに劇的に変わったりしません。
なくても十分ギーライスです。
著者は皿にインド感が欲しいので種を除いた上で青唐辛子を入れますが、(インド人のレシピでも入れてるやつが多かったです。)辛さはそこまで重要じゃないので、辛いのが苦手な人はカットして下さい。

直行直帰で使っているギー

安いものは植物油脂が入っているのでハッキリ言ってギーとは言えません。
多少高くてもPure Gheeと表示されている100%牛🐮のお乳から作られたものを選びましょう。
安いものは植物油が混ざっててギーとは言えません。

作り方

① バスマティライスを1,2回水を替えながら洗う。
  30分程吸水させたら、ザルに開けて水気を切っておく。

② 鍋にギーを入れる。溶けたらカシューナッツを入れ、色づいたら取り出して置いておく。
  次にレーズンも入れ、丸く膨らんだら取り出しておく。

ほんとは中華鍋とか底が丸くて油が溜まるやつがいいのですが、
持っていないので鍋を傾けて対応してます。
テンパリングのときとかよくやります。

③ 同じ鍋にたまねぎを入れ、揚げ焼きにして取り出す。

ビリヤニつくるときのような要領ですね。
揚げたまねぎを作ります。

④ 同じ鍋にホールスパイスを入れて炒める。
  ほんのり香りがでたらにんにく・しょうがを加えて火を通す

⑤ ④の鍋に米・水・塩を加えて混ぜ合わせる。
  沸騰したらフタをして、10分程度炊く。
  火をとめて3分程度蒸らす。

⑥ たまねぎ・カシューナッツ・レーズン・パクチーを盛り付けて完成

さりげなくそこにいるガネーシャがいい感じです

まとめ

いかがだったでしょうか。

これ単体では物足りないと感じる方もいるかもしれません。
ダルとかチキンとか、付け合せが欲しいところです。
油を多めに使っているので、なるべくサッパリしたものの方が良いと思います。

ぜひためしてみてください(^^)

ではまたっ!

この記事を書いた人

福岡の神出鬼没完全不定期間借りカレー店「直行直帰」の店主
かつてカップラーメンを料理と呼んでいた男が綴る日々のカレー・インド料理研究の記録、間借り出店情報、インドにまつわることを吐き出します。
実態はイエスマンになれない社会不適合なサラリーマン。

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