南インド出張 DAY8〜スイーツ天国マドゥライ〜 Famous Jigarthanda, Kumar Mess, Konar Kadai

インド旅

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インドから帰国し10ヶ月経過したもののいまだに完結しないインド編。全て筆者の怠惰が原因である。本記事含めラスト2回。
年明けからインド料理以外の活動に力を入れていてあまりブログを書く気になれなかったが、5月までは大きめのイベントが続くのでブログの更新もぼちぼち再開。

ジガルタンダを知ってるか?

マドゥライ名物ジガルタンダ

意外かもしれないがインド人はとにかく甘いものが大好き。露店のチャイもコップの底から砂糖の塊が出てくるぐらいクソ甘くする。誰かが言ってたがお酒を飲まない代わりに甘いものを食べる文化が発達したのかもしれん。
そんななかでもマドゥライにはジガルタンダ(Jigarthanda)というご当地スイーツがある。ミルクベースのドリンクにアイスがどーんと鎮座。これが5月のクソ暑いインドではたまらなく美味い。食後のお口直しに最適。
Famous Jigarthandaという店がチェーン店で有名だが、生粋の甘いもの好きである筆者としてはどこのジガルタンダも美味かった笑。甘いものにはあまり見境がない。

Famous Jigarthanda


アイスとドリンクの丁度中間のような食感で、とにかく甘い。カロリーも背徳感も満載。
日本でも流行っても良さそうなものだが時代がまだ追いついていないか。
サンバレーホテルやスリマンガラムなど、一部の店では提供することもあるようだ。

MaduraiでノンベジならKumar Messやろう

クマールメスは食の都マドゥライにおいて外せない人気ノンベジ店。
ベジならSree Sabarees、ノンベジならKumar Messってとこか。

夜はParotta

ディナータイムに訪店したため、パロッタをオーダー。タミルではビリヤニ以外夜に米を食べないのが普通。
クマールメスのパロッタはトロウザーカーダイのそれと比べてクリスピーな食感。
これは成形時に生地をうすーく伸ばしているから出来ることで、パロッタ作りにチャレンジしたことがある人ならお分かりいただけると思うが、なかなかスキルが要る。うすーく伸ばす前に生地が切れてしまうことが多々あり、インド人はなぜあんなに見事にパロッタが成形出来るのかといつも不思議に思っていた。
もちろんトロウザーカーダイのようなもっちり食感のパロッタも旨いので、どちらが優れているという話ではないが、クリスピーなパロッタづくりの技法として是非とも会得しておきたいところ。この店はガラス張りで厨房が見えるようになっており、その技を観察させてもらった。

うーむ、見たところで盗めそうにない。生地(小麦粉の質)とインド独特の気候が関係していると思われる。

名物ナンドゥマサラ

このフォルム🦀。足が皿から完全にはみ出しとる。いや、もはや皿に収める気すらない。
見た目のインパクトは南インド料理ナンバルワンかもしれん。いくら甲殻類が苦手な私でも、マドゥライまでやって来てこれを食べんわけにはいかん。当然ハサミなどないので素手でカニを解体しながら身をほじくり出し、グレービーとカニをパロッタで拭うようにして食べるのが贅沢と言われとる。
普段食べ慣れていない食材なので詳細な味のレビューは難しいが、非常に濃厚な味わいだった。

昼はミールス

別日にはランチタイムに訪れノンベジミールスをオーダー。
オプションでマサラオムレツとフィッシュフライを追加。

クマールメスの場合、ノンベジミールスの基本セットはライス、ポリヤル、クートゥーとチキングレイビーで、他に食べたいものがあればオプションをオーダーする。

インドと言えば輪切りの魚
チキングレイビー
マサラオムレツ

マサラオムレツも南インドに来たら是非食べてみたかった料理の一つ。しっかり卵に火を通すのがインド流で、半熟など以ての外。単体で食べても旨いが、グレービーやライスとぐちゃぐちゃに混ぜて喰らうのも童心に帰るようでまた良い。
1月の間借り営業で提供したところなかなか好評やったので、またやるかもしれん。

Mutton Kari Dosaと言えばKonar Kadai

ドーサと言えば南インドの国民食とも言える米と豆の生地を発酵させたクレープ状のものが第一に思い浮かぶが、マトンカリドーサはいわゆるその派生バージョンいったところか。
マトンのひき肉と玉ねぎをドーサの上にたっぷり載せてジューシーに焼き上げる。非常に肉厚な食感でうまい。

南インドはミールスに代表されるようにレストランなどでは色々な種類の料理を食べることが多いが、Konar Kadaiに関してはマトンカリドーサ単体を食べている客も多くいたのが印象的だった。私はマトングレイビーを一緒にオーダーしたが、ドーサのみを食べる客も多いことから、それ単体で食べさせることの出来る単品で満足度の高い料理と言えそう。

店内は家族連れやシングルのおじさんまで常に満席状態。





参考書籍

「知り合いを頼ってインドに行ったんですか?」
「一人でこわくないですか?」
とよく聞かれる。
当然知り合いなどいない。
インド旅行に一番大事なのは強靭な胃腸だと思う。

インド一人旅編はあと一回で終了。
今日はこの辺で。
ピース。



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この記事を書いた人

福岡の神出鬼没完全不定期間借りカレー店「直行直帰」の店主
かつてカップラーメンを料理と呼んでいた男が綴る日々のカレー・インド料理研究の記録、間借り出店情報、インドにまつわることを吐き出します。
実態はイエスマンになれない社会不適合なサラリーマン。

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