どーも直行直帰の店主です。
私のプロフィールです。
適宜ご参照ください。
前回記事にてインドに来ていることは述べた。
とはいえ私の怠惰のせいで更新が滞り、
チェンナイレポートが帰国から半年経過し、
鮮度もクソもない。
まぁいい。マイペースにやるだけよ。
今回はその続編を。
やってきたのはタミル・ナードゥ州(以下、タミル)のチェンナイという都市。
そもそもタミルってどういう都市なの?という位置づけから簡単にご紹介。
上記地図を見てもらうと分かるようにインド南部に位置。
個人的に南インド料理の情報を集める際、
タミル料理に行き当たることが多かった。
米食を間借りで提供するとなれば、やはり南インド料理が手っ取り早い。
今後に活かせる何かがあるハズと思い、今回の渡航先に選んだ。
タミルの州都であるチェンナイは、デリー、ムンバイ、コルカタに次ぐインド第四の都市。
人口は約900万人。
製造業がさかんな都市として知られ、日系企業では日産、ヤマハ、いすゞなどが進出している。
インドについて初めての食事。まずはラトナカフェへ。
言わずとしれたベジの名店。
宿から近いこともあり、一発目はここに行こうと決めいていた。
今朝は福岡の直行直帰さんと合流してラトナカフェでサンバル・イドゥリ。このサンバルが美味すぎてワダ、ポンガルなどを注文しつつ都合5回ほどおかわり。 pic.twitter.com/LleJXc8aP7
— アジアハンター小林『日本のインド・ネパール料理店』阿佐ヶ谷書院より2月24日刊行 (@AsiaHunter_com) May 14, 2023
イドゥリやワダにサンバルをバシャバシャかけてくれる。
ちょうど今回の旅の参考書籍となっている食べ歩くインド南西編の著者、
小林さんもチェンナイにいらっしゃったので同席させていただいた。
またこのサンバルがクソうまい。
オクラなどの具材が大きめにカットされている場合も多いけど、
ラトナカフェの場合はどうやら昼のミールスと朝のティファン(軽食)用ではサンバルを作り分けているみたい。
〆はあまーいマドラスコーヒー。
インドのコーヒーやお菓子はとにかく甘い。
コーヒーやチャイは砂糖が底に沈殿しとる。
ベジナンバルワン:Kasi vinayaga mess
今回のインド旅で最も胃に刺さったのがこのKasi vinayaga mess
チェンナイ屈指のベジミールス店。
この店を外す選択肢はなかった。
インドでは屋号にmess(メス)がつく店が多い。
食堂という意味らしい。
kadai(カーダイ)とかもある。
飲食店だがHotelと名のつく店も多数。
向かい合うように4列の机が並べられる集団コンパスタイル。
ベジミールスにギーとカード(ヨーグルト追加)
手に水をつけてバナナの葉をササーっと拭いたら、
まず写真左の器にポンニライスがどーんと置かれる。
テキトーに食べる分をよそったら、
まずダールから、その上にオプションのギーをかけてくれる。
このギーがダールの旨味をブーストさせる。
やはりインド料理において油は正義だ。
ここからはもう怒涛のようにサーブの連続。
サンバル、クートゥ、ポリヤル、ラッサム、カーラコランブ、パパド、、、。
食べるのに夢中で食べかけのお見苦しい写真しかなく申し訳ないが、
全部盛られるまで待つことなどありえないので仕方がない。
印象的なのはカーラコランブとラッサム
この店が旅を通じて最も印象的だった理由は、
ミールスとしての完成度はもちろん、個々のアイテムの完成度に衝撃を受けたから。
その2つのアイテムがカーラコランブとラッサム。
カーラコランブについては、以前のポストで触れたため詳細はそちらを参照されたし。
ミールスのなかでは変化球的な役割で、ただ無難にまとめるのではなく棘のある要素も出してきた。
ラッサムは個別の写真はないが、なんとパイナップル🍍風味だった。
香取薫先生のレシピ本で存在は知っていたが、フルーティーなインド料理にピンと来ず、
自身で作ることはなかった
このラッサムが気温40度に迫る酷暑環境とマッチし、食欲をそそる。
晩飯用の胃袋スペースを開けておきたかったのに結局おかわりしてしまう。
ほのかに香るパイナップルとフルーツ独特の酸味はマジでポンニライス不可避。
ワシワシと夢中で喰らう。
帰国後の6月にこのパインラッサムを間借りで提供。
今後もインドでのインプットを間借りでアウトプットしていく。
これらのオプションフルセットで120₨。
2023年11月現在のレートでなんと216円。
訪問時のレートだと192円。
この金額で腹いっぱいになれる。
夜はパロッタ Viswanathan Chettinatu Hotel
夕食にはパロッタを食べる。
旅の気付きとして、パロッタは夜に食べることが多いということが分かった。
イドゥリやドーサは朝と軽食(間食)
ミールスは昼だけ
ビリヤニは昼と夜、という感じ。
あくまで個人的な所感なので、いやそれは違うという意見もありそう。
夜になると、昼にはなかったパロッタの露店がちらほらと。
この成形作業が何とも美しい。
まとめ(2023年11月追記)
インドから5月に帰国して既に半年経過。
しかし旅の記憶は鮮明であり、このタイミングで振り返るのも悪くない。
ボチボチ記事をアップしていく。
今回の旅の参考書籍はこちら↓
訪問した店は99%小林さんの書籍から。
これをcheckしておけば南インドで飲食店のハズレはない。
チェンナイDAY2に続く。
今日はこのへんで。
ピース。
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