福岡の神出鬼没な間借りカレー店「直行直帰」の店主が
退屈な日々に少しの気付きと香り高い刺激をお届け🌶

南インド出張 DAY7〜マドゥライ食堂編〜 Sree Sabarees, Sri Janakiram, Tamil Sangam Road

インド旅

どーも直行直帰の店主です。

私のプロフィールです。
適宜ご参照ください。


重い腰を上げてインド旅行記を再開したかと思いきや最後の更新から一ヶ月近くが経過。
それもそのハズ、近頃は読書を優先。
インドやスパイス料理とは関係のない書物を読み漁る。
というのも、ここへきて直行直帰の在り方を見直したいと思っている。

直行直帰の存在意義、提供価値を自分の中でもう一度整理し、皆様と向き合いたい。
傍から見れば「クソどうでもいい」ことを夢想する今日この頃。
考えがまとまり次第、当ブログにて書き殴る。

マドゥライでベジといえば… Sree Sabarees

ここからは訪問した店を紹介していく。
まずはSree Sabareesからやろう。
マドゥライでベジと言えば間違いなく名前が上がる。
Google mapでは何店舗かヒットするが、私が訪問したのはコチラのお店。

小林さんの書籍「食べ歩くインド南西編」では、ここではない同店名の別店舗を紹介されていたが、どうやらそちらは閉店したっぽい。

Sree Sabarees店内

街のシンボル、ミナークシ・アンマン寺院にもほど近い。
滞在中数回訪問したが、どの時間帯に行っても常に繁盛している。

ミールス

サンバル、ラッサム、ダール、ポリヤル、アッパラムと王道のミールス。
ライスの上にサンバルがサーブされると、写真を撮るのも忘れ手をつけるので常に食べかけの写真になってしまっていることをお許しいただきたい。

〆のカードライス。
ここではワッタル(ヨーグルトと塩につけた豆や野菜、果実などを天日干しにしたもの)を薬味的に使っているのが印象的。
以前の記事で紹介した同じマドゥライのモダンレストランでは、ワッタルはコランブ(汁物)にして提供されており、むしろそれが普通だと思っていたのでこういう提供の仕方もあるのかと興味深かった。
カードの酸味とワッタルの鹹味が、灼熱の南インド気候にはよく合う。

ティファン

朝のティファンも良い。
イドゥリ、ワダに数種類のチャトニとサンバル。
サクサクのワダにサンバルをバシャバシャかけて食べる。
気を抜くと朝から食べすぎてしまうので、インドの朝には自制心が必要。

また、店舗併設のチャイやサモサが売られているスタンドが良い。
入店せず、店の外からチャイだけ、サモサだけの注文も可能。
朝の散歩がてら、10₨(≒18円)で激甘のチャイを飲むのが滞在中の楽しみだった。

Sri Janakiram, Tamil Sangam Road

ノンベジ店も紹介しておきたい。

ノンベジミールスセットでフィッシュを選択

マドゥライではモダンレストラン、Sree Sabarees以外は全てノンベジ店を回った。
Sri janakiramはそのうちの一つで、この旅ではチェンナイのNair Messに続いて2店目のノンベジミールスをいただく。

ポンニライスにフィッシュフライ、チキングレイビーとマトングレイビー、ひよこ豆?の煮物にパチャディ(ヨーグルトの和え物)、ラッサムというセット。

輪切りのフィッシュフライがインドでは定番

ラッサムがついてるのにサンバルがないので何気なく店員さんに尋ねると、
「サンバル?ここはノンベジ店ですよ?」との返答。
「あなたはノンベジ店に肉を食いに来てるのだから、今はサンバルを食べなくてもよいでしょう。」

といったニュアンスに感じられた。
ここで初めて気づいたのだが、ミールスにおけるサンバルとラッサムは、インドのノンベジ店においてデフォルトではないということ。
少なくとも私が訪問したことのある日本の南インド料理店では、ベジだろうとノンベジだろうとサンバルとラッサムは必ず付いており、インドもそうなんだろうと勝手に思っていた。
ネットのみのインプットでは、どうしてもこういった現地の温度感を感じ取れない。
はるばるインドまでやってきた意味はこういったところにある。


こちらのお店は給仕係のお兄さんの英語がとても達者で気遣いも細やか。

カメラを向けるとこの笑顔。
インド人は本当に写真撮影が好きね。



今回の旅の参考書籍はこちら。


インド旅編はあと1回か2回かな。
続きは次回。
ピース。



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この記事を書いた人

福岡の神出鬼没完全不定期間借りカレー店「直行直帰」の店主
かつてカップラーメンを料理と呼んでいた男が綴る日々のカレー・インド料理研究の記録、間借り出店情報、インドにまつわることを吐き出します。
実態はイエスマンになれない社会不適合なサラリーマン。

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